●ヤンキー先生(義家弘介先生)の講演を聴きました(5月29日)
第32回大田区生活展の講演で北星学園余市高等学校教師で自ら「不良」と呼ばれ北星学園余市高等学校を卒業し、恩師の後に続きたいと社会教師として赴任し、現在も子ども達のために熱血で頑張るお話を聞きました。今日(5月29日)夜中1時まで一人の子どものことについて、教師全員が残ってどのように対応していくのか検討しあった事、まだ、結論が出ずに、月曜日も引き続き話し合いをする事など、教師集団のあり方を投げかけるお話でした。教育は、人と人との結びつきである事、子どもたちに学ぶ、子どもたちに転ばせる(あまりにも現社会は転ばぬ先の杖が用意されており、つまずきに弱い)教育をする、など印象に残りました。
自分の人生を大きく変えたあだち先生との出会い、交通事故で生死をさまよう中「もう自分は死にたい」と思った時「死なないで欲しい、あなたは、私の希望の星だから」のことばに、「生きよう、先生を裏切れない」と・・・・そして、あだち先生のように教師になりたいと目指したのです。
また、ご自身にも昨年の5月30日お子さんが誕生、立会い出産を経験し、女性の強さ、そして、この子どもこそ「希望の星」と自ら、父親と上手く行かず子どもを持つことに不安を持っていた義家さんの人生を大きく変えた・・・
熱血先生、子どもによりそう先生、のんびりした先生、おこる先生、「いろんな先生がいていい」・・・子どもにっとって必要だから、ただ、同じ方向を向いている事が大切と言うことを感じました。フロア―から日の丸君が代問題についての質問に式の主人公は子どもたち、子ども達が、処分を出すような式典を望むだろうか、悲しいことだといっていました。大事な子どもたち、・・・本当に私たちの希望です。大人が、しっかりする時だと思います。
本の紹介「不良少年の夢」(光文社)「ヤンキー母校に生きる」