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「マンション等の耐震強度偽造問題」について緊急の申し入れを行いました

先日、国会証人喚問で姉歯元建築士が「グランドステージ池上」を偽造の始まりとして名指しした事は、そこに居住する人にとっても、大田区民にとっても衝撃的で許せないものです。居住されている人は「夜も眠れない」など心労で体調を壊していると聞いています。私たちは、1日も早い居住者の救済と問題解決をするよう区長に申し入れと緊急要望書の提出を行いました。
対応した助役は、「22日から実際に現場で耐震構造の調査に入る。学校などの耐震診断を行った実績ある業者が診断する。その他の必要なマンションにも対応する」など応えました。
今回の耐震強度偽造問題は国が1998年、建築基準法を改悪した「官から民へ」の弊害がもたらしたものです。その当時日本共産党の中島武敏衆議院議員が「安かろう、悪かろうで人の命や安全が守れるのか」と建築基準法改悪に国会で反対した事は、先日のテレビ朝日で紹介された所です。国や地方自治体の責任を明らかにするとともに、居住者の方たちが1日も早く落ち着いた生活が取り戻せるよう私たちも頑張る決意です。