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「フリーダム石川台」の申し入れを区長に対して行いました

1月20日、「フリーダム石川台」(東雪谷)の耐震強度が0.33と判明しました。大田区は、これに対し記者会見、ホームページに掲載、また、同日居住者に対して「自主退去」のお願い」を配布しました。「安全確保のため、できるだけ早い時期(2月中旬を目途)に退去」という内容です。
突然「お宅は強度が足りませんから、自主的に退去してください」とビラ1枚配られても居住者はどうすればいいのか驚くばかりです。また、ワンルームマンションには、国の助成制度がないのです。居住者はタダで引越しはできません。「お金もないのにどうやって引越しをすればいいのか」、店舗営業者の方も「建築主が保証金返済もしないという状況では、このまま倒産するしかない」と語っています。このような中で、大田区が行政の役割を果たす事が求められています。以下の申し入れを区長に対して行いました(1月27日)
1、「フリーダム石川台」の居住者に対して、大田区は今回の特性を考慮し、貸主と同等の役割を果たす事が求められます。転居費用や住宅の確保について支援する事
2、国、東京都に対して、偽装が明らかになった建築物に支援すると共に、建築主(株)三基ビルマネージメント、施工者木村建設(㈱)等原因者に負担を求めるよう申し入れる事。
対応した助役は、本当に大変な事になった。マスコミに追いかけられて大変であると述べていました。