産科不足は深刻!
「大森日赤に行っているのだけれどもこの病院で出産できないといわれて困っています」と相談を受けました。早速、妊婦さんと日赤病院に行きましたが、部長先生は「とにかく今までの倍受けていて、来年の2月まではいっぱい。看護婦も、医師ももうくたくた。大田区で何とかしてください」と逆に頼まれてしまいました。荏原病院、蒲田社会保険病院の産科が閉鎖したことにより大変な状況になっています。
大田区にも病院を紹介してほしいと頼みましたが、調べてもらっても区内はどこもいっぱいです。横浜の病院を探してくれました。また、日赤から「日赤医療センター」(広尾)を紹介してもらい一緒に行きましたが、費用が60万円といわれてこれまたびっくり(大森日赤は、35万円余)「どうしてこんなに違うのか」と大田区に問い合わせたら「大森日赤は地域の病院としての機能だが、医療センターは中央組織として、経営も違う」ということでした。こんなに高い費用は出せないので、それから再び探し始め、相談を受けて10日目にようやくめどが立ちました。国に対策を求めることと、緊急に大田区として予算措置も含めて対応することが求められています。