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東京国際空港の施設変更および指定した延長進入表面の変更に関する公聴会を傍聴しました。(8月25日)

延伸する図面

国土交通省航空局空港部首都圏空港課による上記の表題の公聴会が開かれ傍聴しました。内容は、「C滑走路を現在の3000メートルから360メートル延伸して3360メートルにするというもの。説明では、4本目の滑走路ができても2500メートルのD滑走路では離陸制限、機材制限などがある。離陸開始を右にずらし、長距離、国際線など安定化を図るもの」と説明。その後7人の公述人から賛成の表明がありました。また、あらかじめ、質問や場内からの発言はできない、拍手してはならないなどの説明もあり、何のための公述会なのか疑問を持ちました。
主な発言内容は、以下の通りです。
東京国際ターミナル(株) 賛成。深夜・長距離・欧米など利便性となるもの。
東京国際エアーカーゴターミナル(株) 賛成。より柔軟になる。新経済成長戦略に不可欠。一刻も早く実現してほしい。
全日本空輸(株) 賛成。ネットワークの拡大極めて重要。
千葉県総合企画部 条件付き賛成。羽田空港の延長、首都圏の機能拡大、北向き離陸で騒音軽減に期待する。国が騒音軽減に向けた取り組みに期待する。
浦安市都市環境部 条件付き賛成。再拡張事業、低空で飛行する。容認できないことがある。騒音問題の配慮十分でない。騒音軽減するよう求める。
東京都都市整備局航空政策部 賛成国土交通省の実現に向け無利子貸し付けを行ってきた。国際競争力の強化。より使い勝手の良い機能強化が必要。早期に工事を進め前倒しするよう。周知徹底し、理解が得られるよう求める。
(株)日本航空インターナショナル施設企画部 賛成。再拡張でD滑走路の開始、発着枠の拡大、新たな人の流れインフラとして、大きな期待がされる。駐機スポットの拡充を望む。
 などです。滑走路の延伸でさらに欧米に乗り入れることが明らかになりました。