区長に緊急要望をしました(8月25日)
日本共産党大田区議団は、100歳以上の所在不明者が女性1名、男性1名いたこと、そのうち1名は既に亡くなっていたこと、また、熱中症で緊急に病院に搬送されている問題を重く受け止め、区長に対し緊急の申し入れを行いました。
申し入れたは以下のとおりです。
1、高齢者の所在不明問題について
①区内の75歳以上の全高齢者の所在を行政の責任として確認すること。
②安否確認など行政による見守り支援体制を強化すること。
③地域の人々が行う高齢者に声をかけ支えあう取り組みに行政が支援すること。
④高齢者の「社会的孤立」の根底にある社会保障の後退、生活困難の拡大を視野に入れ、区政全般で改善する方向性を持つこと。
2、熱中症対策について
①区として単身高齢者などの訪問を行い、必要な措置を講じること。
②低所得者世帯および生活保護世帯の電力料金の減免やクーラー設置や修理の助成措置など区独自の支援を行うこと。
対応した副区長は、「言われたことを頭において取り組みを進める」「熱中症での搬送は現在のところ区内で73人。ホームページなどで医療機関で早めに受診するように載せた」など発言。区議団としても地域任せでなく、大田区として実態を把握し対応するよう求めました。