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矢口西小学校の過密解消は、学区域の変更でいいのでしょうか?

みなさんは、大田区多摩川沿い地域にマンションが増えていることご存じですか?工場跡などが大規模マンションになっています。それとともに児童数が増加し、現在矢口西小学校は932人の児童数26学級です。そして、3年後(2010年)には1031人、28学級になってしまいます。そこで、今回大田区が提案したのは6つのマンションに対して、来年度入学から矢口西小学校の入学ではなく、北嶺町小学校または多摩川小学校へ通学区域を変更したいというものでした。
私は、10月15日の説明会に参加しました。おもな意見は、「マンション建設の時から予想されていたことではないか。10月半ばの説明会であり、あまりにも拙速すぎる」「マンションから多摩川小学校まで子どもの歩きでは30分かかる。交通問題や安全という点から不安である」「学童保育の問題がある」「この時点で決めろというのは乱暴である」「学校を作る考えはないのか」「通学区域改正審議会(通学区域を決定する機関)に該当の校長せんせいやPTAが参加していないのはおかしい、地域を知らない人が決めていいのか」などです。私は、仕事帰りのお父さんたちの参加が多かったこと、また、お父さん、お母さん含めほとんどの人が発言し、それも自分の考えをしっかり話していらっしゃることにすごいなーと思いました。また、この拙速すぎる大田区の提案は1年間延ばして、何が子どもにとって良い教育環境になるのか話し合いを持ち学校の建設を含め考えあっていくことが求められていると思いました。