大田区の社会化教科書採択では民意が反映される!
8月1日、3日、4日大田区の教育委員会では来年度中学生が使用する教科書の審議採択が行われました。3日の社会科教科書の採択には129人の傍聴希望者が参加しました。4年前の審議の時にはわずか10席しかなかった傍聴席が3日には100席用意された事はこの間の区民の方々の運動の成果だと確信をもちました。私も幹事長と傍聴希望者全員が傍聴できるよう教育委員会に申し入れを行いました。その時は、配慮して50席用意してありますとの話でしたが、3日は80席、4日は100席、5日100席用意されました。
さて、社会科の教科書審議が始まりました。私の心臓もどきどき!教育委員長はまず、「今回多くの請願陳情がありました。大勢の傍聴もあり関心の強さがあります。十分な論議を」と口火を切りなかなかなものだなと思いました。ところが、歴史教科書の所で口火を切ったのは教育長「歴史ほど難しい教科書はない、国家間の評価、歴史学者の間でも見解が分かれている歴史教育を義務教育で行うのは難しいと思う」等と発言・・・これはいったいどういう見解なのか・・・と半信半疑になりましたが、作る会の教科書は5人の委員の方々が推薦する中にも入らず良識菜判断が下されました。