日本共産党大田区議団は、この議会に条例提案をしました。
小学1年生、中学1年生の入学支度金を支給する条例は、義務教育は無償であるとけんぽうでうたっているにもかかわらず、ランドセル、机、制服、カバンなど準備に関する費用は軽く10万円を超えます。私は、この不況の中で教育支援を行うべきであるとこの条例を提案しました。また、出産祝金の条例は、大田区は要綱で第3子から5万円の祝い金を支給していますが、対象人数もわずか550人程度です。第1子を出産するのもためらう経済状況ですし、第1子から「おめでとう」とお祝いするのは区民の声です。ですから、この条例を提案しました。ところが、自民、大田自民、公明党、民主党は「根拠があいまいだ」「ばらまきだ」一人会派は「選挙目当てである」と反対しました。大田区の積立金は1080億円にもなります。私たちの提案した条例の年間予算の試算は7億余です。実現させようと思えばできるのです。