大田区立男女平等推進センター条例の一部を改正する条例に反対しました。

  • 2023年6月26日
  • 2023年6月26日
  • 未分類
  • 39View
  • 0件

以下、6月26日の本会議で討論しました。反対は日本共産党とフェア民で、賛成多数で可決されてしまいました。以下 私が発言した討論です。

 第36号議案大田区立男女平等推進センター条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。

本条例改正は大田区立男女平等推進センターエセナを大森北4丁目の複合施設内に移転することと使用料を改めるものです。

 大田区はSDGs未来都市と自治体モデル事業に選定されました。SDGsのあらゆる目標の達成にあたりジェンダーの視点を主流化することが求められています。男女の格差を是正し男性も女性もすべての人が自らの能力を最大限に発揮するための機会を受け取ることができる社会にしていかなくてはなりません。日本はジェンダー平等においては著しく遅れており世界経済フォーラムが公表したジェンダーギャップ指数2023年版によると日本は、世界第125位です。国も大田区においてもさらなる努力が必要です。

 大田区立男女平等推進センターはまさにすべての区民のジェンダー平等の実現のために役割の発揮が求められています。大田区では、これまでの「第7期大田区男女共同参画推進プラン」を継承するとともに、時代に即した新たな目標として、「誰もが尊重される安心・安全なまちを築きます」、「誰もが活躍できる環境づくりを応援します」、「女性の活躍で地域力を向上します」及び「地域と協働して計画を進めます」を掲げ、「第8期男女共同参画推進プラン」を策定し、大田区立男女平等推進センターエセナの認知度を現状の25・3%から35%とする目標値を掲げています。実現のためには大森北4丁目の複合施設内ではなく単館で、相談活動などの拡充が必要で複合施設への移転には反対します。

 使用料金の改定については、減免制度があるというものの、学習室は約2倍、多目的ルームは約3倍から4倍の値上げとなっています。建設費などを使用料金に組み入れるなどやってはいけない受益者負担の観点からの使用料金の設定は反対します。公共施設は区民のものであります。物価高騰、給料上がらない、年金、生活保護で暮らしている区民に重い使用料の負担はすべきではありません。   なお、現在多目的ホールで活用されている卓球、合唱、ダンス等について、「趣味に使われているのでは」のご意見がありましたが、だれもが生き生きと暮らせる大田区を目指すとしている区の公共施設として大変大事な施設であり、誰でも活用できるような使用料金となることを求めます。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!